行田を代表する憩いのB級スポット。老若男女が楽しめる「古代蓮の里」

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はじめに

「古代蓮の里」は「さきたま古墳群」と並び行田を代表する観光スポットです。見て、遊んで、食べて、くつろげる様々な楽しめる要素をもっているので、もはやB級ではありません。

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目玉の蓮の開花時期は6月中旬~8月中旬ですが、蓮以外にも広い公園や遊具、うどん店、お土産処、展望室が併設されており、1年中楽しめる人気のスポットです。

今回は「古代蓮の里」の魅力をご紹介します。

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蓮について

蓮は汚い泥の中で可憐で美しい花を咲かせます。世間の荒波の中でひたむきに生き、輝きを放つ女性のようですね。

蓮は植物の中でも最も古いもののひとつで、なんと約1億4千万年前に地球上に存在していたようです。人類が誕生するずーっと前から地球の様子をじっと見守り続けているなんて、とてもロマンがありますね。

なんと蓮の命は4日間で、しかも満開を迎えるのは朝の7~9時というなんとも儚い命ですね。

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行田蓮(古代蓮)について

行田市の天然記念物に指定されている行田蓮(古代蓮)は原始的な形態を持つ1400年~3000年前の蓮と言われています。

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今から約50年前に古代蓮の里にほど近い公共施設建設工事の際に、偶然出土した種子が自然発芽し甦り、池に開花しているのが発見されたのがきっかけのようです。

地中深く眠っていた多くの蓮の実が出土し、自然発芽して一斉に開花した事はとても珍しいことといわれています。

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古代蓮の里の花蓮(かれん)

古代蓮の里では、行田蓮を含む42種類の花蓮を鑑賞できます。

行田蓮は公園中央にある、古代蓮池、水生植物園、北東にある水鳥の池に約10万株が植えられています。

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残念ながら今回のタイミングではまだ咲いていませんでした。

一方入口正面付近に世界の蓮園があり、40種類、約2万株の蓮が植えられています。

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見頃はこれからですが、早咲きの蓮が花開こうとしています。

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花蓮の種類については現地でも確認できますが、興味のある方は訪問前にこちらのサイトをチェックしてみてください。

行田市産業・文化・スポーツいきいき財団 古代蓮の里紹介ページ

42種類の花蓮(古代蓮の里) (ikiiki-zaidan.or.jp)

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古代蓮の里会館

古代蓮の里のシンボルになっているタワーを擁する施設です。館内は展示室、展望室、休憩所、研修室の4つに分かれています。

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【1F展示室】

展示室では、行田蓮発見の経緯や古代蓮の里の四季の変化だけでなく、行田の自然についてなど、模型やジオラマ、映像によってわかりやすく学ぶことができます。ライトアップされた館内では幻想的な雰囲気も楽しめますよ。

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【2F展望室】

展望室直通のエレベーターに進む廊下には、2007年から古代蓮の里で毎年開催されている田んぼアートの写真パネルが展示されています。田んぼアートとは、田んぼをキャンバスに見立て色の異なる稲を使って、巨大な絵や文字を作り出すものです。昨年はコロナで中止されましたが、今年(令和3年度)は「田んぼに甦るジャポニズム~浮世絵と歌舞伎」のデザインで実施されます。実際にどのように見えるのか楽しみですね。

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エレベータに乗り地上50mのところに展望室があります。フロアで言うと17Fに相当し、周辺に高い建物がないため、田んぼアートはもちろん、市内を一望できます。天気の良い日には秩父連峰や赤城山、富士山も良く見えますよ。

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広場

園内の中央にはお花見広場があり、ピクニックやお昼休憩に最適です。春には桜も咲くのでお花見も楽しめます。

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また広場から西に行くと小高い丘(みはらしの丘)があり、丘を越えるとローラー滑り台やちょっとしたアスレチック、また幼児用の遊具などがあるので、幼児~小学校低学年のお子さんはとても喜びます。現にうちの子も小さい頃に良く連れて行きました。(^^

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うどん店

正面駐車場の真横、古代蓮会館の正面にうどん店があります。

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一番人気の「肉汁うどん」をはじめ、もちもちのうどんが千円以下でたべられます。

古代蓮の里ならではのメニューとしては「蓮きんぴらうどん(冬季限定)」、「ぶっかけ蓮きんぴらうどん」があります。

売店

正面駐車場の正面、うどん店のすぐ隣に売店があります。

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売店には地元の取れたて野菜や饅頭、足袋などの名産品、ポストカードやマスコットの「つぼみちゃん」のストラップなど、古代蓮の里のオリジナルグッズなどが並べられており、見るだけでも楽しめますよ。

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まとめ

蓮の開花シーズンにぜひ訪問いただきたいですが、春や秋にお弁当をもってくつろぐのも気持ち良いです。

冬は古代蓮会館や世界の蓮園周辺がライトアップされて、また違う楽しさがあります。

行田に来た際はぜひお立ち寄りください。

古代蓮の里の交通情報・アクセス

所在地:行田市大字小針2375‐1
アクセス:
(1)JR高崎線行田駅から市内循環バス 観光拠点循環コース 「古代蓮の里」下車
(2)秩父鉄道行田市駅から南大通り線コース工業団地ゆき 長野工業団地で下車 徒歩約23分

※駐車場完備のため、お車でもお越しいただけますが、蓮の開花シーズン(令和3年度は6/19~8/1の5:00~14:00)のみ有料(500円/台)となるのでご注意ください。

【古代蓮会館】

開館時間> 9:00~16:30(受付16:00まで)                       ※蓮の開花期(6月中旬から8月上旬まで)は7:00~16:30

入館料> 大人(高校生以上)個人:400円 団体:320円
小人(小・中学生)個人:200円 団体:160円                        ※未就学児は無料                                                                                                            休館日> 月曜日(祝日の場合は営業)、祝日の翌日(土および日曜日の場合は営業)、年末年始

【うどん店】

営業時間> 11:00~14:00                                                                                          休業日> 毎週月曜・火曜日(祝日は営業)、祝日の翌日

【売店】

開館時間> 9:00~16:00                                ※蓮の開花期(6月中旬から8月上旬まで)は7:00~16:00                                                  休業日> 月曜日(祝日の場合は営業)、祝日の翌日(土および日曜日の場合は営業)、年末年始 ※蓮の開花期(6月中旬から8月上旬まで)は無休

★ご注意

昨今の情勢を踏まえ営業時間、休業日は変更になる場合があるため、訪問前に古代蓮の里公式サイトご確認の上お出かけください。                                                                                         古代蓮の里(埼玉県行田市) (ikiiki-zaidan.or.jp)

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